派遣社員の社会保険(健保・厚年)加入基準とは?

派遣社員は、契約期間の長さや、週あたりの所定労働時間の長さによって、社会保険(健康保険と厚生年金保険)に加入できるかどうかが変化します。

加入できない場合は、自分自身で国民健康保険と国民年金に入る必要がありますので、余裕があれば求人応募時にチェックしてみるとよいでしょう。

加入基準

社会保険(健康保険と厚生年金保険)への加入基準は次の通りです。

所定労働時間が週30時間以上の人

所定労働時間が週30時間以上の人は、次の1、2の要件を満たした場合に社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入することとなります。

  1. 1回の雇用契約期間が2カ月を超える(2カ月と1日以上)人
  2. 1週間の所定労働時間が30時間以上かつ出勤日数が4日以上の方

ただし、1については、仕事が2カ月以内で終了しても、一定期間内に週20時間以上のお仕事が開始した場合、前の仕事の契約期間も含めて雇用契約期間が定められ、加入・非加入が変化することがあります。

また、2については、変形労働時間制により1日の所定労働時間が10時間以上の方は週3日でも対象となります。

所定労働時間が週20時間以上30時間未満の人

週の所定労働時間が30時間に満たない人であっても、以下をすべて満たした場合は社会保険加入の対象となります。

  1. 従業員数が501人以上の派遣会社に雇用されている人
  2. 1週の所定労働時間が20時間以上の人
  3. 賃金の月額が8.8万円以上の人(通勤手当・割増賃金等を除く)
  4. 雇用期間が1年以上見込まれる人

短時間契約の派遣社員で1年の雇用契約をするケースはあまりないと思われるので、社会保険の加入対象になる人はあまり多くないのが実際のところだと考えられます。

社会保険の加入日はいつ?

派遣社員が社会保険に加入するのは、雇用契約期間(お仕事開始日から継続した契約期間)が2カ月を超える日を含む雇用契約書の初日です。

派遣先を変更する場合、社会保険は継続できる?

派遣先を変更する場合であっても、派遣元の派遣会社が変わらないのであれば、一定の要件があれば社会保険を継続することができる場合があります。

具体的には、前の派遣先での就業終了から次の派遣先での就業開始までの間が1カ月以内であれば社会保険の継続OK、などと決めている派遣会社が多いです。具体的には派遣会社や所属の健康保険組合に確認してみましょう。

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